自律神経を整える3|「寝ても疲れが取れない」秋の眠りと自律神経の関係

皆さん、こんにちは。
眠りの森溝口、代表の溝口です。

春からお届けしている「自律神経を整える」シリーズ。
前回の第2回では「スロータス【管】を巡らせる」をテーマにお伝えしました。

少し間が空きましたが、季節は夏から秋へ。朝晩は少しずつ涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。

ところが、この時期になるとお客様から、こんなお話を伺うことがあります。

「ちゃんと寝ているはずなのに、朝からだるい」
「夜中に何度か目が覚める」
「朝、なかなか布団から出られない」
「最近なんとなく疲れが抜けない」

その不調には、夏の疲れと季節の変化による「自律神経の乱れ」が関係しているかもしれません。

秋は自律神経が乱れやすい季節

秋は、日中と朝晩の寒暖差が大きくなる季節です。

私たちの体は気温に合わせて体温を調節しています。その調節に深く関わっているのが自律神経です。

暑いときには体の熱を外へ逃がし、寒いときには熱を逃がさないようにする。この働きが一日の中で何度も繰り返されると、自律神経に負担がかかりやすくなります。

さらに、秋は日照時間も少しずつ短くなります。
夏の冷房や暑さによる疲れが残っているところへ気温や生活リズムの変化が重なることで、眠りが浅くなったり、朝、身体のだるさを感じたりすることがあります。

交感神経と副交感神経の切り替え

自律神経には、主に次の2つがあります。

交感神経

日中の活動時や、緊張・ストレスを感じたときに働きます。心拍や血圧が上がりやすくなり、体が活動するための「緊張モード」に入ります。

副交感神経

休息するときや眠るときに働きます。心拍や血圧が落ち着き、体が「リラックス・回復モード」へ切り替わります。

交感神経と副交感神経の働きと睡眠の関係を説明するイラスト

交感神経も副交感神経も、どちらか一方が良くて、もう一方が悪いというものではありません。

日中は交感神経が働いて活動し、夜は副交感神経が働いて休む。この切り替えがスムーズに行われることが大切です。

しかし、強いストレスや生活リズムの乱れが続くと、夜になっても交感神経の働きが高いままになり、「体は疲れているのに頭が冴えて眠れない」「眠っても疲れが取れない」という状態につながることがあります。

健康な睡眠を左右する3つの要素

健康的で心地よい睡眠を得るためには、睡眠時間だけでなく、次の3つの要素を整えることが大切です。

1.体調の問題

痛みや肩こり、腰の違和感、冷え、ストレス、運動不足など、体の状態は眠りに大きく関係します。

寝床に入っても体に痛みや緊張があると、リラックスしにくく、夜中に目が覚める原因になることもあります。

眠れないときは「気持ちの問題」と決めつけず、現在の体調や生活習慣も一緒に振り返ってみましょう。

2.寝室環境の問題

空きの快眠のための寝室環境・温度・湿度・明るさのイメージ
寝室環境

寝室の温度や湿度、明るさ、音なども睡眠に影響します。

秋は寝始めには暖かくても、明け方になると急に冷え込む日があります。
寝室や寝床内の温度が大きく変わると、途中で目が覚めやすくなることがあります。
光や音、朝まで心地よく眠れる温度と湿度に整えることが大切です。

3.寝具の問題

自律神経と睡眠を整える為の快適な寝具

枕やマットレス、敷き寝具、掛け布団が体に合っているかどうかも重要です。

枕の高さが合っていない、マットレスが硬すぎる・柔らかすぎる、掛け布団が重い、寝床内が蒸れやすいなど、寝具が原因で寝返りが増えたり、寝返りのしずらいパジャマや、体に余計な力が入ったりすることがあります。

長く寝ているのに疲れが取れない場合は、寝ている間の姿勢や体圧のかかり方が、ご自身に合っていない可能性もあります。

まずは今夜からできること

自律神経の切り替えを助けるために、次のことを意識してみましょう。

・できるだけ毎朝同じ時間に起き、朝の光を浴びる
・ぬるめのお風呂にゆっくり入る
・就寝前はスマートフォンの明るい画面を控える(寝室に持ち込まないというのもおすすめです。)
・寝る前に深呼吸や軽いストレッチをする
・朝晩の冷え込みに合わせて、寝具を調節する
・枕やマットレスが体に合っているか見直す

すべてを一度に変える必要はありません。まずは、無理なく続けられることを一つ選んでみてください。

「寝ても疲れが取れない」をそのままにしないで

眠りの森溝口で寝姿勢・体圧測定を行い、身体に合った枕やマットレスをご提案する様子
眠りの森溝口で体圧測定から体に合う枕・マットレスをご提案する様子

眠りの森溝口では、寝姿勢や体圧を測定し、お一人おひとりの体に合った枕やマットレスをご提案しています。

「睡眠時間は取れているのに疲れが残る」
「夜中に何度も目が覚める」
「朝起きると肩や腰がつらい」

そんなお悩みがある方は、体調だけでなく、寝室環境や現在お使いの寝具も一緒に見直してみませんか?

心地よい眠りは、毎日を元気に過ごすための大切な土台です。
気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

次回の「自律神経を整える」シリーズも、どうぞお楽しみに。

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